[ゴーヤ]苦味も栄養!?下ごしらえや保存のコツ

和名は「にがうり」または「ツルレイシ」ですが、沖縄での呼稱「ゴーヤ(ゴーヤー)」と呼ぶ人も多いでしょう。やはり特徴は、獨特の苦味。沖縄や南九州では古くから食べられていましたが、全國的に普及したのは1990年代からです。
栄養素
- ビタミンC
- β-カロテン
- カリウム
- 葉酸
- 食物繊維 など
旬?産地
通年で流通していますが、出荷のピークは7~11月です。
トリビア
ワタや種も食べられる
捨ててしまうことが多いワタや種ですが、食べることもできます。ワタや種がついたままのゴーヤを輪切りにしたものを天ぷらにしたり、ワタを味噌汁の具にしたりして味わってみましょう。種のポリポリした食感も楽しめます。
サラダにおすすめの白ゴーヤ
ゴーヤは品種によって苦味が異なります。中でも「白ゴーヤ」は、サラダゴーヤとも呼ばれ、生食にも向く品種。白っぽい薄緑色で、イボが丸く、果長は15cm程度です。

選び方
おいしいゴーヤの選び方
表面の緑色が濃く、全體にハリとツヤのあるものを。イボが密で、欠けたりつぶれたりしていないものが新鮮です。外見から苦味の強さは判別できません。
保存方法?期間
冷蔵保存する場合
ワタと種の部分から傷み始めるので、取り除いてから保存するのがコツ??k半分に切り、ワタと種をスプーンでしっかり取ります。乾燥と濕気に弱いので、切り口にキッチンペーパーをかぶせ、ラップで全體を包んだら、切り口を下にして冷蔵庫の野菜室へ。7日以內を目安に使い切りましょう。


冷凍保存する場合
縦半分に切り、ワタと種を取り除いて薄くスライス。1分ほど水にさらしたら水気を拭き取って、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。1カ月以內を目安に使い切りましょう。

下ごしらえのコツ
文:KWC
寫真:小林友美
監修:カゴメ
參考文獻:『新?野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英著?監修、板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)

毎日の生活を野菜で楽しく、
カゴメが運営する野菜専門メディアVEGEDAY
最終更新:2018.07.02