生鮮トマト事業では、高リコピントマトを中心に生鮮売場を活性化し、新たなトマトの品種開発を進めていきます。さらに、ベビーリーフの販売エリアや商品ラインナップを拡充させ、「トマトの會社から、野菜の會社に」事業領域を広げます。
1998年より本格的にスタートした生鮮トマト事業。旬の夏と秋の時期は露地栽培、その他の時期は大型菜園でトマトを栽培しています。大型菜園では、溫室內の溫度や濕度、灌水などをコンピュータで自動制御。外界との接觸が少ないため病蟲害のリスクを抑えることもできます。また、立體的な仕立て方により、単位面積當たりの収穫量を最大化できるなど、均一な室內環境と均一な管理作業によって年間を通して安定した出荷量と高単収を実現しています。菜園では、クリーンエネルギーの活用やCO2対策、節水、生態系への配慮など、環境にやさしいトマト栽培を実現?!弗楗Ε螗丧欹氓伞工洹父撺辚偿豫螗去蕙取工颏悉袱?、約14,000tの年間出荷量を目指しています。
2019年10月、健康成分スルフォラファン(*1)を多く含む新しい葉野菜「ケーリッシュ」(*2)の販売を開始いたしました?!弗暴`リッシュ」はケールとダイコンを掛け合わせた新しい葉野菜です。生で食べるとダイコンやルッコラのような辛味があり、加熱調理すると濃い旨味が引き立ちます。この野菜の特徴は、健康成分スルフォラファンを豊富に含んでいることにあります。調理方法は、生ではもちろん、スープ?煮物?炒め物などの加熱調理メニューにもむいており、スルフォラファンの摂り方の選択肢を広げます。これから「ケーリッシュ」を広めていくことにより、お客様の健康で豊かな食生活に貢獻してまいります。
カゴメがトマト以外で初めて発売した野菜がベビーリーフです。ベビーリーフは食物繊維やカルシウム、鉄、ビタミンAなどが栄養表示基準を上回る高機能野菜です。また、その幼葉には大人葉よりも多くのポリフェノールやβカロテンが含まれていることも明らかになっています。2017年からは山梨県北杜市で「高根ベビーリーフ菜園」を稼働。供給體制と販売を強化するとともに、新たなメニューを提案しています。さらに、2019年夏には「洗わないでそのまま使える國産ベビーリーフミックス」を発売。今後も、毎日の食事に手軽に野菜をとり入れることのできる魅力的な商品をお屆けします。